断熱材処理されてないエアコン
- 今日のブログの紹介は滅多に見ない手抜き工事の紹介です。
- はじめのお問い合わせは大津市のY様の修理の相談から、今のエアコンのエラーコードは室外機の圧縮機、エアコンまだ5年ちょっと過ぎた三菱重工の2.2Kwのエアコン。
- それなら修理より買い替えの方が良いと説明して、その方向で話を進めました。
- 本体購入後、取り付けの日が来ました、
- そして見た既存のエアコンの取り付け光景にびっくり。
エアコン
- 室外機の圧縮機故障した
- 2019年製の三菱重工のSRK221
- そしてY様が良いしたエアコンです。
- 2023年製のパナソニックエオリアCS-223DFR-W
手抜きの取り付け居るエアコエアコン
- まず部屋に案内された2階の部屋に入ったら、
- 室内機右に傾いてる
- エアコンの穴は見えています
- エアコンのアースされていない。
- エアコンの穴完全に見えてて、良くクレームに発展しなかった。
- この三菱重工のエアコンは2019年製だけど、Y様の御新築に2年前に移設されたらしい、
- だから入れ替え工事少しでも安くなるために配管、電線、ドレンホース、まだ新しいから全て再利用
- 次の手抜きは室内機脱着したして、背板外したら、エアコン固定に使っていけないボードアンカーが出たのです。
手抜き工事
- この電気工事業者、素人か、雑か分からないけど、御新築にはこの工事はさすが無いです。
- このボードアンカーは通常軽い物支えるのみ。
- 用途:ブラケット、分電盤、照明器具、電設管、ケーブルラック、カーテンロッド、電話機等の関連機器、掲示板
- だからエアコンの室内機本体支える強度有りません。
- イワタデンキでは基本はHILTIのボードアンカーを使用しています。
- 1個で耐荷重17kgらしい、本当はこの1本でエアコン支えられます、うち最低5本使用しています。
手抜き工事連発
- 室内機脱着して、冷媒配管再利用の為、外す作業に入ろうと思ったら、
- 次、繋ぎ目は断熱材処理していないじゃないか、
- ここまでの工事見てたら、エアコン故障したのは、冷媒ガスが漏れて、
- その結果、スローリーク(ゆっくりとガス漏れる現象)で室外機の圧縮機が焼いて故障
- 取り敢えず新しいエアコンの背板のボードアンカー取り付け
- 新しエアコンの背板固定完了
正しい断熱材処理
- 新しいエアコンに冷媒配管再利用の為フレア加工と新しいナットで交換後、
- 結構結露しますから、その水分漏れないように吸収性の良い包帯を巻きます。
- その後エアコンテープで仕上げします。
- 新しい室内機の取り付け完成、
- そしてしていなかったアース工事もバッチリ
表側の作業
- 室外機側のフレアとナット交換後の欠かせない真空引き作業15分。
- そしてエアコン取り付け後は
- エアコンの試運転の確認して工事終了
- Y様とても感謝していました。
- 最後の一言、ある意味エアコン故障して良かった、あのボードアンカーだったらいつか室内機落下するか保証が無いから。
- 皆さんの家のエアコン大丈夫ですか?
- エアコン落下したら笑い事じゃないから。
- 水漏れ、人身事故