エアコン穴の内側のキャップ

  • 今日のブログはエアコン穴の貫通スリーブの話少し解説したいと思います。
  • その重要性。貫通スリーブ有り、無しの違い。
  • 先日大津市のI様のヤマト住建の御新築にエアコン新規2台の取り付け。
  • 一台は1Fリビングにダイキン5.6kw、2F寝室にダイキン2.5kw。両方Eシリーズの2024年モデル。

リビングのエアコンの穴

リビングのエアコンの穴

  • 最近の御新築によく見る光景です。
  • エアコン工事業者にしたら、嬉しい話、のハズ

エアコン穴の内側のキャップ

  • エアコンの穴開けなくて良いと言え
  • このキャップ有る事で室内機の前面カバーに当たります。

エアコン穴のキャップ

エアコン穴のキャップ撤去

  • そしてその問題回避する為、ほとんどのエアコン工事業者はこのキャップを外します。
  • こんな風に。
  • この状態だったら普通にエアコン取り付け出来ます。けど
  • エアコンの穴の中良く見て下さい。
  • 石膏ボードと貫通スリーブの間に僅かな隙間が出来た。そこが問題です。
  • 最近の御新築はの隙間はこの程度です、だからエアコンのドレンホースの水漏れ以外そんなに支障は無いです。
  • けど、昔の家で、貫通スリーブ無しで、壁中空洞でしたら話は違う。問題点
  1. 夏場の壁の中勿論高温、その熱がエアコンの配管と接触したら結露して、そこから水少しずつ垂れて、いつかカビに繫殖。
  2. エアコンの効率も悪くなります。
  3. 小動物の侵入(コウモリ、ネズミ、他)
  • デメリットの方が多い為貫通スリーブ絶対入れてます。

弊社は貫通スリーブ入れるのは新規のエアコン取り付けのみか、入れ替えの際にエアコン穴の直径がスリーブと一致した場合のみです。

新しい貫通スリーブ投入

  • 万が一室内機のドレンホースの根元から水漏れた場合、
  • この僅かの隙間から漏れた水が侵入して、
  • そして長い年月掛けて、カビの繫殖、大惨事。
  • 昔、知り合いエアコン工事業者がその目に合って、何百万の損害賠償請求されました。
  • だからイワタデンキでは、せっかく貫通スリーブ有るけど、もう一つ追加します。
  • こんな感じに。
  • 入れない業者がほとんどだけど、後から事故が起こってからは遅い。

完成したリビングのエアコン取り付け

リビングのエアコン

  • 今回は取り付けの説明じゃないから、完成写真はおまけです。

リビングの室外機

  • 外構工事前のリビングの室外機。

2F寝室のエアコン

2F寝室・エアコン取り付け工事前

  • そして2F寝室にもリビング同様にエアコン穴のキャップ外して、
  • 新しい貫通スリーブ入れてます。

2F寝室・エアコン取り付け工事前

  • 外の室外機置場は屋根です。

2F寝室の完成写真

2F寝室・ダイキンEシリーズの2.5kw

  • リビング同様の施工方法しました。

2F寝室・屋根置き架台の室外機

  • 完成した大和住建のエアコン2台取り付け完了。